1933年型 アルファロメオ 6C 1900 グランツーリスモ・スパイダー
アルファロメオ6C 1500スポーツは1929年のミッレミリアで優勝したレーシングカーである。これをきっかけにアルファロメオはレーシングカーメーカーとして確実なキャリアを築き、6C 1900は1500の勝利の方程式にさらなる革命を起こした一台となった。フルボックスフレームや4速トランスミッション、アルミニウムシリンダーヘッドなどの改良点で、よりライバルに対抗できるクルマとなったのだ。6C 1900はル・マンスタイルのスパイダーボディーワークとアルファスーパーチャージャーでリストアされ、ドライビングコンディションも優れている。197台しか製造されておらず、現存する最高の一台だ。