1955年型 マチレス G45 レーシングバイク
かなり初期の頃からレースに情熱を注いできたマチレス。1907年にはマン島TTレースで初の優勝を獲得している。1951年のマンクス・グランプリで初登場し4位入賞を果たしたG45は、およそ80台もしくは以降6年間製造されていたと言われている。このG45h南アフリカのレーサー、ボッロ・ベッペ・カステラーニが所有していた。ベッペについてはあまり知らなくても、伝説のジム・レッドマンがボッロと彼のG45には触れられないという一言が添えられたジムのサインの件で耳にしたことがある人も多いだろう。走行可能な状態のこのマチレスは、今すぐにでも乗れる究極のカフェレーサーと言えよう。