1965 フォード GT コンペティション プロトタイプ ロードスター
1966年から1969年にかけてフォードがル・マンで4連勝するまで、オープントップのプロトタイプが5台製造された。このGT/109は、耐久レースに出場した唯一の1台だ。シェルビー コブラ仕様の289立方インチV8エンジンを搭載し、他の車より3インチ長いこの車は、1965年のレースに出場したが、ギアボックスの故障によりわずか12周でリタイアした。レース後、この車はGT40の生産に使用するためミシガン州のカー・クラフトに送られ、その後ロサンゼルスのシェルビー・アメリカンに送られて完全に再構築された後、フォードに返送され、1968年にハリウッドのスタントマン、ディーン・ジェフリーズが購入を申し出るまで、保管されていた。フォードのレーシング責任者、ジャック・パシーノがジェフリーズに譲り、ジェフリーズが2013年に亡くなるまで所有していたが、オークションの第一人者、ダナ・メカムが購入した。コンクール品質の修復を経て、数々の権威あるイベントに出展され、現在も同じ品質を保っています。5月に開催されるメカムのインディ2025セールで販売される予定です。
