1970年型 フォード・マスタング Boss 302
トランザム・レーシングシリーズと言えば、60年代後半から70年代にアメリカのイカついクルマが出場していたレースである。中でもマスタングとカマロの戦いは伝説的で、現在見るクルマはこれらにインスパイアされている。この1970年型Boss302マスタングは、ピリオドコレクトの修復を経てパルネリ・ジョーンズのトランザムエントリーモードに外観をリモデルしたもの。Koniショックアブソーバーとマグネシウム製のMiniliteホイールを搭載したこのクルマは、大事なところでフレームを強化するためシャシーの修復も施している。フェンダーフレアーとオリジナルの302立方インチサイズのモーターとHurstの4速トランスミッションで、まさにルックスにふさわしいマスタングと言えよう。