1974年型 フェラーリ・ディーノ 246 GTS
エンゾー・フェラーリの後継者であり息子から名前をとったディーノは、より生産台数の少ない製品としてフェラーリの純正主義者たちに認識されてきた。フェラーリ初のミッドシップタイプの量産車であるディーノはフェラーリのバッジではなく、フロントエンジンのV12モデル専用の跳ね馬が付けられた。しかし、時間が経過するにつれてディーノにとって良い時代となり、愛好家たちからの尊敬も受けられるようになった。この1974年型ディーノはこれまで2人のオーナーが所有し、44年以上の間で走行距離はわずか約13,000kmとまさにオリジナルの状態と言っても過言ではない。予約なしで提供され、クラシックフェラーリのオーナーになるには最高の一台である。