1981年型 ランボルギーニ・カウンタック LP400 S クーペ
1971年、ランボルギーニは自動車のデザインにおける可能性の見直しを行った。まるで他の惑星から来たかのような、カウンタックのウェッジシェイプとシザードアがスーパーカーのデザインの基調を打ち出し、当時はこのポスターを貼っていない男子の部屋はないというほどの人気を博した。16年以上の製造期間を経て基本デザインは進化しており、この1981年型LP400Sはその中でも見た目最高の一台である。105台しか製造されていないローボディーモデルで、オリジナルのLP400のグランドスクレイピングスタンスをキープすることを目指している。総計25万ドル以上かけて数年に渡りリストネーションを施しておりながら、走行距離はわずか321km以下。史上最もアイコニックなクルマの中でも最高の状態の一台である。