2008 メルセデスベンツ SLR マクラーレン クラウンエディション クーペ
マクラーレンとメルセデスは、F1でライバル関係になる以前、成功したパートナー同士だった。メルセデスはマクラーレンの株式の40%を保有し、ミカ・ハッキネンとともに1998年と1999年に2度、ルイス・ハミルトンとともに2008年にドライバーズチャンピオンシップを獲得した。スーパーライトレーシングの略であるSLRは、1955年の300 SLRから借用したもので、メルセデスとマクラーレンの共同プロジェクトとして2003年にデビューした。メルセデスは、1955年のミッレミリアでスターリング・モスが優勝した722番の300 SLRにちなんで、2006年に722エディションを発表した。150台の722エディションのうち10台が組み立てラインで選ばれ、ペルシャ湾岸諸国の統治者から特別に注文された722、クラウンエディションとなった。ストラットン・モーター・カンパニーは最近、この車を4月14日にイギリスで開催されるグッドウッド・メンバーズ・ミーティングでのオークションに出品する前に、公道走行可能な状態に整備した。