2024 アストンマーティン V12 エンジン
欧州のV12エンジンの時代は終わりつつあり、フェラーリですらその車の特徴の一つを段階的に廃止している。しかし、アストンマーティンは文字通りその炎を燃やし続けるつもりだ。アストンのフラッグシップモデルと限定生産モデルには、完全に再設計されたツインターボV12エンジンが搭載され、824馬力、737ポンドフィートのトルクを発揮する。ブロックとコネクティングロッドが強化され、改良されたシリンダーヘッドには再設計されたカムシャフトと新しい吸排気ポートが採用されている。点火プラグの位置を変え、インジェクターを大きくしたことで、燃焼がさらに最適化され、性能と効率が向上している。低質量のターボはスプールタイムを短縮し、パワーとスロットルレスポンスを向上させる。新しいV12エンジンは、2024年後半に登場する未発表のハローモデルでデビューする予定だ。