ア・ハウス・トゥ・ダイ・イン
ノルウェー人アーティストビャーネ・メルゴール氏が手がけ、2011年から今もなお製作中の「ア・ハウス・トゥ・ダイ・イン」。この住居はメルゴール氏のデッサンをモデルにし、スケッチや3Dモデルから彫り起こされたもの。焦がしたオーク材の外壁に、クリスタルのような構造の建物が白い動物のような形の柱の上に立っている。下には浅めの池があり、まるで家が水上に浮かんでいるイリュージョンのようだ。インテリアは、プールとしての機能を持つダイニングルームやスパとしての機能を持つワークスペースなどこれまた型破りなアプローチで部屋が配置されている。この家は、表現主義のノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクの元私有地に予定されている。