アーチウェイ スタジオ
その形は型破りなだけではない。19世紀のロンドンの鉄道の陸橋の下に建てられたということだけでも独自性がある。抽象的な彫刻と宇宙船をかけ合わせたようなドーム型の建物。橋の下の隙間を埋めるようなスチール箔のファサードが、通過する列車の騒音を防ぎ室内からは聞こえないように工夫されている。外観のアーチは室内にも続いており、天井や通路もカーブがかかっている。天窓はリビングをアトリウムへと変え、射し込む光が白い壁や明るいフローリングに反射して家中を明るくしてくれる。互い違い階段を上ると、ベッドルームがあり、家の一番上にはロフトの書斎もある。