アローヘッド・ハウス
庭にガーデンノームのいる家があるのなら、ジェームズ・タレルのスカイスペースを置いている家もある。アローヘッド・ハウスはどちらかと言うと後者の方だ。ザ・リッジ近くの砂漠に建つこの家は、中央に中庭を囲み、現代アート作品を揃えた住宅である。建物自体はクリーンなラインとサンドカラーのボックスの組み合わせで設備と揃ったイメージに。また屋外には、プールや屋内バスケットボールコート、地下ガレージもある。印象的なのは屋外だけではない。5室のベッドルームと5つのバスルーム、シアター、ワインセラーを揃えたインテリアの注目すべきポイントは何と言っても高さのあるリビングエリアだ。ガラス張りの部屋からは砂漠の景色や周囲の山々、ラスベガスのネオンまでもが眺められる。