カーサ サント アントニオ
家のために山肌を削るというより、カーサ・サント・アントニオはレイヤードデザインにすることで山の斜面に沿った建築方法を取っている。この家があるのは、ブラジルのシエラ・デ・マンティケイラ地方。3つのステージに分けることで、急勾配なプロットにも対応している。大きめ屋根の上の階にはメインとなる住居スペースがある。ガラス張りのファサードは空間をオープンエアーのパビリオンへと変化させる。通路を下りれば、プライベートベッドルームへと続いていく。U字型のデザインになっており、中央の中庭を挟んで2つの建物がある。2つともこの土地の森と山、両方の景色を活かした設計だ。