Do Angels Need Haircuts?
ルー・リードがヴェルヴェット・アンダーグラウンドを脱退したのが1970年、3枚目のアルバムを出した後のこと。彼がバンドを離れ、その2年後にソロとしてのキャリアを始めるまでの間、リードは両親とロングアイランドの家に戻り父親の税理士事務所でタイピストとして働いていた。その合間を縫って、彼は詩を書いていた。本書Do Angels Need Haircuts?は、当時のリードの詩やミュージシャンとしての写真、そしてリードが1971年にニューヨークのイースト・ビレッジにあるセント・マークス・チャーチで朗読した未発表作品をまとめた一冊だ。2013年にルー・リードが亡くなって以来、ルー・リード・アーカイブから発表される初の作品だ。