イドリス・ハウス

ゴツゴツとした岩肌に建つ「イドリス・ハウス」はパームスプリングスの砂漠の中のミッドセンチュリーなオアシスだ。建築家としてアイコン的存在である、E.スチュワート・ウィリアムズが設計を手がけ、1952年に完成した。石と木の外壁がナチュラルな風合いを生み出し、周りの景色とほぼ同化しているようだ。これらと同じ素材は3つの寝室にも使われ、広いガラスパネルはもはや外と室内の境界線をぼかしている。メインリビングエリアから外へ出ると、敷石のパティオを渡ってプールへと続き、そこでは緑の生い茂る庭や先に見える山々も同時に楽しめる。