Ein Hod ヘンプ・ハウス
緑の豊かさをアピールする家は数多く存在するが、イスラエルのEin Hodという村にある「ヘンプ・ハウス」はそれらを遥かに凌ぐ存在だ。一階部分の外壁には現場の発掘中に見つかった地元産の石が使われており、二階部分はコンクリートの代わりに水硬性石灰と大麻の混合物を使用している。この素材は軽さが特徴なだけでなく、セメントのオーガニックな代用品としてまた建物の断熱材としても活躍する素材だ。インテリアには天然のしっくいや打ち固めた土壁、そして天井には木の梁が渡っており、建物の素材だけでなくソーラーパネルやパッシブエアコン、雨水収集システム等エコな要素がふんだんに散りばめられている。