グッドイヤー Oxygene Living コンセプトタイヤ
「グリーン」な自動車のイノベーションの多くは、Co2を削減することを目標としている。文字通りグリーンなグッドイヤーの「Oxygene Living」は、積極的に空気中から化合物を取り除くコンセプトタイヤだ。サイドウォールに植えられた生のコケが光合成によってCo2を吸い、酸素を吐き出す。オープンなところにコケが植えられているので、路上から水分を吸うことでタイヤの牽引力も向上させてくれる。さらに、リサイクルタイヤから作られたゴムパウダーを使い、3Dプリンターで形成されているので、軽量で衝撃吸収に優れ、パンクの心配のないタイヤを実現した。また、光合成中にタイヤから生成したエネルギーをタイヤ内のセンサーへ供給し、サイドウォール内のライトを点灯させることで周りのドライバーや歩行者に存在を知らせる機能としても使えるのだ。