GUNTHER WERKS 400R クーペ
長年に渡ってポルシェの速度はより速くなり、技術的にもより発展し、より安全でより重くより柔軟に進化した。1993年から1998年までの間で、ポルシェは911や993など真のポルシェファンが究極だと認めるものを作ってきた。最後の空冷モデルであった911シリーズであり、1964年に始まったスポーツカーのフィロソフィー最後の一台だった。GUNTHER WERKS 400Rは、ポルシェが993 GT3 RSを作ったと想像して完成した一台だ。シャシや993のフレーム補強、カスタムカーボンファイバーのボディパネル、そしてオリジナルの3.6リットルエンジンに代わる注目の4.0リットル、400hpフラットシックス。クラシックを改良しようとしているだけだと見下す意見もあるが、ポルシェでも400Rを誇りに思うだろう。