インフィニティ プロジェクト・ブラックS プロトタイプ
インフィニティの電気自動車メーカーとしての未来にあるのが、プロジェクト・ブラックSである。ツインターボVR30 V6エンジンが、既存のVR30の400hpから563hpへパワーアップするMGU-HやMGU-Kユニットをプロジェクト・ブラックSという形にすることでルノーのF1技術が知れ渡り、ルノー日産三菱連合が実を結び始めた。MGU-Hでは加速からのエネルギーを捉えるため、ターボからの排気ガスを使用しており、MGU-Kはブレーキからエネルギーを回復する。F1技術はパワー生成のみに留まらない。プロジェクト・ブラックSのベースとして使われたQ60クーペは、よりエアロダイナミクスにするため、デザインが抜本的に見直されている。インフィニティの公式発表によると、0-60マイル時加速は4秒以内とされている。今後量産化が見込まれるモデルである。