LEGO x ESA スペースブロック

いくつかの宇宙機関が月面に半永久的な構造物を建設する計画を発表しているが、どの機関も同じ課題に直面している。地球で作られた資材を月面との間で輸送するのは非常に困難だ。欧州宇宙機関は、月面を覆う砂のような物質であるレゴリスを建設資材として使用する実験を行っており、レゴ スペース ブリックの概念実証を完了した。3D プリントされたこの灰色のブリックは、レゴリスの代わりに隕石の塵を使用しており、少し粗い見た目ではあるものの、本物のようにカチッとはまる。これは、同様のブリックを月面でプリントして建設でき、地球との間でコストのかかる資材輸送の必要がなくなることを示唆している。ESA スペース ブリックは、9 月 20 日まで、一部のレゴ リテール ストアとデンマークのビルンのレゴ ハウスで展示されている。