ライト ウェーブ ハウス
バイロンベイを見下ろす丘の上に建つ「ライト・ウェーブ・ハウス」は、オーストラリア沿岸の究極のハングアウトスポットだ。カバナ、プール、ライトハウスウォークに沿った景色からなるプロジェクトである。彫刻のような建物のシルエットは丘の上のアートのようで、道をせわしなく歩く人々の目を惹きつける。折りたたんだような形状はオーストラリア産のブラックバットを外壁に用い、インフィニティプールの鮮やかなブルーと対象的な温かみを与えてくれる。カバナの中には、シャワーやバスルーム、雨水貯水タンクがあり、屋根から集めた見ずをプールへ引いている。カンチレバーデザインを採用することでバルコニーが斜面へ迫り出すようになり、ウォーターフロントの一部をフレームとして切り取りながら、プールからは海岸線や果てしない水平線など広大なパノラマビューが一望できる。