リスター サンダースーパーカー
リスターとジャガーがパートナーシップを組んだのは1950年代に遡る。リスター・ジャガーで始まり、Dタイプ直列6気筒を採用しスターリング・モス氏が1958年のシルバーストーンで優勝へと導いたクルマである。同社最新のクルマがジャガーFタイプであるというのも頷ける。それ自体でもなかなかいい感じなのだが、リスターはこのFタイプをパフォーマンス面でスーパーカーレベルにまでチューニングした点にも注目したい。スーパーチャージドV8エンジンを搭載し、最大出力は666hp、最高時速は約330km/hにまで到達する。技術的な詳細は発表まで非公開だが、この二社が共有してきた歴史に華を添えるものであることは期待できそうだ。