フォトグラファーズ・ハウス
村の神社の向かいにひっそり佇む、住居兼スタジオのフォトグラファーズ・ハウス。亜鉛鉄板の外壁は光を反射し、頑丈な建築物に不思議なイリュージョンを生み出している。そのモダンな外観は、周囲の伝統的な日本建築の中で展示品のように一際目立っている。外壁のコンクリートはフローリングやウォールアクセントなどのインテリアにも使われており、この飾り気のない色調の外観は温かみのある木のぬくもりを感じるオフィススペースと相対している。家の中心にはリビングエリアとギャラリースペースがある。窓のない、高い天井と真っ白な壁の空間は、オーナーの作品を展示するためのエキシビジョンに。広く開いた天窓からは自然光が入り、製作スタジオとしても部屋を活用できる。