プロペラ・ファクトリー・リノベーション
1800年代、この場所はアレクサンダー・トムソン・アンド・サンズ・パターンメーカーのプロペラに特化した事業を展開する拠点として使われていた。現在、この工場はモダンなジャージーシティーの住宅としてリフォームされている。エクステリアはその歴史ある原型を忠実に留めており、看板も当時のままだ。現在の構造を変えないよう、裏側の亜鉛外壁の増築部分が2階として使われている。再利用された木の継ぎ目や柱、コンクリートの床、装飾としての機械などこの建物のインダストリアルなルーツがインテリア中に見受けられ、大理石や真鍮で仕上げたことによりコンテンポラリーな雰囲気を作り出している。地下はワインセラーとインフィニティプール、ジャグジー、サウナ用の部屋として再利用。ホワイトメタルの階段を上れば、マスタースイートルームへと続く。ガラス張りのこの部屋からは、近くのパウルス・フックを見下ろす広々としたテラスへと出られる。