キュベスト・ホテル
現代写真とミッドセンチュリーな家具への愛情を融合し、編集長マイケル・コーネ氏が1897年のケルン建築を改装して建てた「キュベスト・ホテル」。市の前文書保管局が、現代家具とアート作品を集めたドラマチックな背景としてこのネオゴシックな建築物を保管していたのをホテルへと改装したのだ。館内のショップでは、これらの作品を購入することもできる。34室ある客室はユニークなレイアウトや装飾があしらわれ、ヴィンテージとアートやオリジナルフォトグラフ、パリの地下鉄の駅のタイルなどのモダニズムの融合をテーマとしている。また、アーチ型天井やオリジナルのスタッコランセット窓など建物の歴史を感じるディテールがあしらわれたスイートルーム。たまにはテレビの代わりに、アートやデザイン、ファッションに関する文学書を集めたライブラリーで時間を楽しむのも良いだろう。