ルノー Symbiozコンセプト
コンセプトカーから未来の住宅を描くこと自体は、何も新しいことではない。ルノーの「Symbioz」コンセプトは、我々がクルマを住宅の一部として取り入れるであろう最初の一台となる。クルマ自体は2030年の完成を想定した、電動かつ自立型の完全接続型のクルマだ。路上では、まるで自宅に居るような心地よい空間に。自宅の中に駐車すると、まるで自宅内にもうひとつの部屋ができたかのように変化する。 リビングルームの一部として設計されているため、部屋の拡張スペースとして活用することができる。ドアを閉じれば、オフィスのプライベートスペースにもなるし、昇降台からクルマをあげれば屋上テラスからの景色を楽しむこともできる。また、停電時の非常用バッテリーや電源スクリーン、電化製品としても活用できるし、日中はガラス窓からの日光を採り入れたら、日没後は照明としても使える。