ルノー x オラ・イト R17 電動レストモッド
ルノーとデザイナーのオラ・イトーは、アーカイブの奥深くまで遡り、1971年に発売されたクラシックな17の電気改造バージョンを発表した。類似点はあるものの、オリジナルの17の面影はほとんど残っていない。新しいカーボンファイバーのシャシーは、オリジナルを彷彿とさせる幅広のボディワークで覆われており、イトーはそれを現代風に作り変えた。電動ドライブトレインは後輪駆動構成で270馬力しか出ないが、それでも17の95馬力からは大幅に向上している。内装は、デジタルゲージを個別のポッドに、ソフトスクエアのステアリングホイールを装備するなど、オリジナルから大幅にヒントを得ている。R17は1回限りの工場試作車で、ルノーは量産の計画はない。