ロバート・ダウニー・ジュニアの1970年型 フォード・マスタング
高性能なクルマなど現実世界でのカウンターパートとなる物を好むトニー・スタークだが、ロバート・ダウニー・ジュニアにもそれは共通している。トニー・スタークが認めるであろうやり方でパーフェクトなフォード・マスタングのビジョンを活かすべく、ロバートがチューニングを委託したのはスピードコア社であった。スピードコアは1970年式のボス302のボディーを一度剥ぎ取り、カーボンファイバー製のボディーパネルとスーパーチャージタイプのフォード・パフォーマンス・アルミネーター5.0リッターV8エンジンでリビルトしたのである。中はGabeのストリート・ロッド・カスタム・インテリアで新しく仕立て直し、デトロイト・スピードの合金フレームと特注のHREホイールにハイパフォーマンスなミシュランのタイヤを履かせて完全にリニューアル。アイアンマンのように、このマスタングも現代風にパワーアップして生まれ変わった。