Space X BFR アース・トゥ・アース・サービス
イーロン・マスクは、月への移住、ゆくゆくは火星への移住に向けてBFR(Big Fucking Rocket バカでかいロケット)を使用する計画を見据えている。もちろん、私たちのホームである地球でもそれを使うことはできる。スペースXの「BFRアース・トゥ・アース・サービス」は、驚くべき速度で人々が都市間を移動できるようにするために、これらと同じロケットを使用するという計画なのだ。目的地へ行くには、まず乗降用プラットホームへと向かう船(あるいは我々が推測するに「ハイパーループ」)に乗る。そしてロケット内に入り、ベルトを装着。あとは地球の低軌道に乗るだけ。乗客の乗るセクションはメインスラスターから離れており、目的地へ向かって前方部分が先頭となって飛び、後方部分は元の位置へ向かう。両部分とも、現在のロケット用に開発されたものと同じ技術を使った、垂直型離着陸を行う。最高時速は27,000km/hにまで到達し、ロンドン〜ニューヨーク間のような長距離の移動もなんと30分以内で到着する。世界中どこでも、1時間以内に行けるようになるというから驚きだ。