ツイスト・ファームハウス
トム・ジヴォーネが設計を手がけたツイスト・ファームハウスは、抽象的な要素を加えることで超現実主義的な作品となっている。建物自体は元々、ペンシルバニアの田舎に建つ1800年代の農家として使われていたもので、既存の建物の改増築を目的としたプロジェクトが発足された。住宅のトラディショナルな形はそのまま残しつつ、新しく増築した部分のカーヴィーな形状はオーナー家族との絆からインスパイアを得ており、オーナーが幼少時代に過ごした向かいに建つ家にまるで重力で引きつけられるようなイメージでねじれている。屋内は、リサイクル木材を使用したフロアとビンテージな装飾品が現代風の家具や不思議な形の窓と調和し、このハーモニーは古さと新しさがユニークに融合した外観にも続いている。