Typeset in the Future
SF映画が大衆ウケする興味深い共通点がある。それはデザインとタイポグラフィーが未来のビジョン作りに一役買っているという点だ。デイヴ・アディ氏著書のTypeset in the Future: Typography and Design in Science Fiction Moviesでは、2001年宇宙の旅やスタートレック、エイリアン、ブレードランナー、トータル・リコール、ウォーリー、月に囚われた男など7つのクラシック映画の視点からこの現象を検証していく。それらのエッセイの他、ポール・バーホーベン監督やピクサーのデザイナーであるラルフ・エグルストン氏とクレイグ・フォスター氏、フォントデザイナー兼Eurostileのエキスパート、アントニオ・カヴェドーニ氏によるインタビューも掲載。