アンディ・ウォーホルのジャック・ニクラウス

アンディ・ウォーホルはゴルファーでもなければ、ゴルフのファンでもありませんでした。1977年、ウォーホルは、度々ゴルフを支援くださったリチャード・ワイズマンの強い要望により、自身の「ザ・コンプリート・アスリート・シリーズ」の一部としてジャック・ニクラウスの絵画を制作しました。ワイズマンは、オーガスタのグリーンとゴールデンイエローが混ざった作品に魅了され、自分のために取っておき、世界ゴルフ殿堂に寄贈するときにだけ手放しました。殿堂が移転し、規模を縮小しているため、この作品が初めて売りに出されます。作品の重なり部分にはウォーホルのサインがあり (ウォーホルが作品にサインすることはめったにありません)、重なり部分にはフレデリック・ヒューズの認証、サイン、日付が記されており、世界ゴルフ殿堂からの来歴証明書が付いてきます。