ボブ・ディランの1965年製 フェンダー テレキャスター

「ブロンド・オン・ブロンド」や「地下室」、「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」など数々の名作のレコーディングに使用されるなど、この1965年製フェンダーテレキャスターの歴史は深い。1966年にはボブ・ディランがツアーでこのギターで登場した他、エリック・クラプトンやジョージ・ハリソン、リヴォン・ヘルムなど伝説のアーティストたちも愛用し、ザ・バンドのロビー・ロバートソンの手に渡ったフェンダーなのである。このギターはロバートソンのギターの安定性において重要な部分であり、ロバートソンは元のブラックを剥がして木の素地をあらわにして愛用していた。他にもさまざまなコンポーネント類もそのままにしたものやアップデートを施したものが、ニューヨークのハードロックカフェで開かれるイベント、ミュージック・アイコンのオークションに出品される。