HRE3D+ 3Dプリント チタニウムホイール
現時点ではプロトタイプだが、ハイパフォーマンスなリムの未来を見せてくれるHRE3D+の3Dプリントチタニウムホイール。GEのAddWorksチームとのパートナーシップでHREが開発したこのホイールは、3Dプリント処理の一種であるElectron Beam Meltingを使って作られた初の製品である。素材の80%を除去する処理で45kgのアルミニウムの塊から作られる従来のアルミニウム製Monoblokとは対照的に、EBM処理ではわずか5%のチタニウム素材しか除去せず、さらにより軽く強く腐食にも強いのが特徴だ。ホイールは5つの別セクションで製造され、カスタムセンターセクションを使って組み立てられ、チタニウムファスナーでカーボンファイバー製リムにボルト留めされる。このホイールはドイツ、フランクフルトのFormnextトレードショーで展示されるが、まだ量産化の発表はされていない。