インヴァーマーク・ハウス

ケープタウンのテーブルマウンテンの麓に建つ「インヴァーマーク・ハウス」は2つのアイコニックな家の影響を受けて建てられた。60年代後半に建築家ギルバート・コリンが自身のために設計を手がけ、ミース・ファン・デル・ローエのファーンズワース・ハウスとフィリップ・ジョンソンのグラス・ハウスからインスパイアを受けて建てられたこの家は、実は2013年に建築家ステファン・アントーニが購入する前までは荒廃していた。ステファンの農場SAOTAによって、不要な構造やスクリーンを取り除き開放感のある大きなガラス張りの家にリフォームされたのだ。屋外にあったプールはよりプライベート感のある建物の反対側へ移動し、山側には家族だけで過ごせる庭がある。