メルセデス・ベンツ EQ シルバー・アロー ショーカー

1937年に登場し時代を先取りしていたメルセデス・ベンツW125シルバー・アロー グランプリカーは、60年代まで最強のレーシングカーであった。メルセデスはこのレーシング史を戦前のデザインであったとされるシングルシートの電動自転車としてEQシルバー・アローコンセプトを描いた。5.5m長のクルマのフロントとリアアクスルに搭載された電動モーターの最大出力は738hp。未来を見据え、ダッシュボードのスクリーンではドライバーにどの車線がインダクティブ充電(停車せずに充電できる仕組み)に対応しているかを案内してくれる。EQシルバー・アローは現在量産の予定はないが、メルセデスの将来の自動車づくりどどう計画しているかが垣間見える一台だ。

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